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ミランがガジディスCEOの咽頭がんを発表「治療可能であり、前向きな診断を受けています」

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ミランのイバン・ガジディスCEO

 ミランは20日、最高経営責任者(CEO)のイバン・ガジディス氏(56)が喉頭がんと診断されたことを発表した。クラブは公式サイトで「一連の検査とスキャンにより、医師は彼が完全に回復すると見込んでいる」と伝えている。

 アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)立ち上げに携わり、08年末からはアーセナルのCEOに就任。18年末からミランの同役職に就き、チーム再建に大きく貢献したガジディス氏。今後は闘病しながら、オーナーやパオロ・スカローニ会長、クラブ経営陣の全面的な支援を受けつつ、業務を継続していくという。

 クラブ公式サイトを通じ、ガジディス氏は「がんの診断に良いタイミングなどはないです。しかし、非常に治療可能な形態のがんであり、前向きな診断を受けています」と声明を発表した。

「世界的な医学的専門知識のもと、多くの愛する人たちやクラブの皆さんに支えられています。すべてのアドバイスに基づいて、がんの治療が成功し、完全に回復すると確信しています」

「今回の診断結果は、たとえ症状がなくても、定期的な健康診断の重要性を示してくれました。皆さんには、自分の健康を優先し、生活や仕事に追われる日々の中でも、定期的な健康診断を受けることをお勧めします」

「私たちは、ピッチの内外問わず、強力なチームを持っています。彼らがこれからの数週間、クラブを前進させてくれると全幅の信頼を寄せている。また、近いうちにお会いしましょう。いつだって“フォルツァ・ミラン”」

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