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財政難バルセロナ、是が非でもグリーズマン放出へ…西紙「経済的に不可欠」

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 バルセロナのFWアントワーヌ・グリーズマンの去就について、スペイン『マルカ』が分析している。

 先日プレシーズンをスタートさせたバルセロナ。今夏はセルヒオ・アグエロやメンフィス・デパイら複数選手を獲得しているが、現在ラ・リーガの定めるサラリーキャップを超過しており、新選手登録ができない状況だと伝えられている。

 そんな中で『マルカ』は、「今夏1つはっきりしていることがあるとすれば、バルセロナがグリーズマンを追い出したいということ。彼の退団はクラブの財政的に不可欠であり、チームを存続させ、持続可能なものにするために必要だと考えている」と分析。リオネル・メッシの次に高給を受け取り、さらに契約年数ごとに年俸がアップすると見られるフランス代表FWを、是が非でも手放したい考えだと指摘した。

 そして、以前から伝えられていたアトレティコ・マドリーMFサウールとのトレードは「バルセロナが条件に満足しなかったため、少なくとも現時点ではストップしている」という。そのためバルセロナ側は、放出のために違う方法を検討しているようだ。

 なお、昨季51試合で19ゴールを奪ったグリーズマンの放出は「純粋に経済的なもの」だという。現時点では、アトレティコの他にフランス(主にパリ・サンジェルマン)、イングランドが新天地広報に挙がっているようだ。30歳FWの去就は、大きな注目を集めている。
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