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3連勝でGL首位通過のU-24日本代表…準々決勝NZ戦に向けて再始動

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準々決勝でニュージーランドと対戦するU-24日本代表

 U-24日本代表は29日、31日に行われる東京五輪・準々決勝U-24ニュージーランド代表戦に向けてトレーニングを行った。

 前日に行われたGL第3節フランス戦。MF久保建英(レアル・マドリー)のゴールで先制すると、DF酒井宏樹(浦和)、MF三好康児(アントワープ)、FW前田大然(横浜FM)が加点して4-0の快勝を収めた。3連勝の首位通過を果たすだけでなく、DF冨安健洋(ボローニャ)が負傷から復帰、負傷明けのFW上田綺世(鹿島)が最前線で存在感を示すなど、良い形で決勝トーナメントに挑むことなった。

 フランス戦翌日の練習では、同試合の先発組と後半開始から出場した三好が室内でトレーニング。久保や三好、DF旗手怜央(川崎F)、DF吉田麻也(サンプドリア)らはグラウンドに出てきてウォーキングする姿も。また、森保一監督がDF中山雄太(ズウォレ)やMF堂安律(PSV)、MF田中碧(デュッセルドルフ)らと言葉を交わす場面も見られた。

 ピッチ上で汗を流したのはGK大迫敬介(広島)、GK鈴木彩艶(浦和)、DF板倉滉(マンチェスター・シティ)、DF町田浩樹(鹿島)、DF橋岡大樹(シントトロイデン)、DF瀬古歩夢(C大阪)、MF相馬勇紀(名古屋)、MF三笘薫(川崎F)、FW林大地(鳥栖)、FW前田大然(横浜FM)の10選手。ランニング、GKを含めた鳥かご、パス回しなどで汗を流すと、ここから林が全体練習を抜けて別メニュー調整に。

 残ったメンバーは、橋岡と相馬をクロッサーにしてのシュート練習などを行う。ニュージーランド戦では酒井が出場停止となるため、出場濃厚となる橋岡の奮起は不可欠となりそうだ。その後、板倉をフリーマンにしての狭いエリアでの3対3などを行い、約1時間のトレーニングを終えた。

 準々決勝ニュージーランド戦は31日にカシマスタジアムで開催され、18時キックオフ予定となっている。

(取材・文 折戸岳彦)
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