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セルティックデビューで注目集める古橋…現地紙「ナカムラの後押しを受けている」「イニエスタに移籍を促された」

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 スコットランド・プレミアシップ開幕戦でセルティックデビューを飾ったFW古橋亨梧について、現地の伝統紙『ザ・スコッツマン』ウェブ版が特集記事を掲載した。古橋は記事の中で、かつてセルティックで名を馳せたMF中村俊輔(横浜FC)、MFアンドレス・イニエスタ(神戸)とのエピソードを明かしている。

 記事では両選手との関係性についてそれぞれ「古橋はスコットランドのサッカーで輝けるようナカムラの後押しを受けている」「チームメートであるスペインのMFアンドレス・イニエスタから、セルティックへの移籍を促された」と伝えられており、古橋のコメントが引用されている。

 古橋によると、セルティック加入前には中村と会話する機会が何度かあったという。「俊輔さんは日本だけでなく、セルティックでもレジェンド。彼はこれまで所属してきたすべてのクラブで長年にわたり、サポーターに多くの思い出を与えてきた」と敬意を評した古橋は「ここで懸命に働くことが大きなモチベーション。彼は自分がセルティックにいた時と同じくらいの活躍ができると伝えてくれた」と助言の内容を明かした。

 またイニエスタについては「自分にとっての先生であり、兄でもあり、家族でもある」と表現。「彼は物静かだが、多くのことを学んだ。特別なつながりを感じていて、一緒にプレーするのが本当に楽しかった」と思い出を語りつつ、「彼もセルティックパークでプレーした経験があるが、サポーターの力は非常に大きいと言っていた。彼にとっては厳しいスタジアムだったが、僕にとっては味方なのでワクワクしている」と期待を述べた。

 古橋は7月31日にアウェーで行われたハーツ戦でセルティックデビュー。「Jリーグに比べて非常にフィジカル的で、コンタクトが難しい。試合だけでなくトレーニングでも違いを感じている」としつつも、「適応しながらプレーすることに面白さを感じている。フィジカル的な面でも適応できると確信している」と自信を示している。

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