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圧巻ハットの古橋亨梧を英メディアが大絶賛!「どうやって抑えればいいかわからないほど」

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圧巻ハットのFW古橋亨梧

 セルティックFW古橋亨梧について、イギリス『BBC』が絶賛している。

 8日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第2節で、ダンディーと対戦したセルティック。この試合が本拠地セルティック・パークでのデビュー戦となった古橋は、前半だけで2ゴールの大活躍を見せると、67分にはハットトリック達成。鮮烈なデビューを飾り、6-0の大勝に大きく貢献した。

 公式戦2試合連続弾で、セルティック加入から3試合で4ゴールを奪った古橋。『BBC』は「この小さな日本人ストライカーがこの国に来たのは本当に雨の多い週だった。だが、彼は嵐を巻き起こした」とし、そのプレーを絶賛している。

「(共に新加入で先発した元イングランド代表GK)ジョー・ハートはこれまで様々な経験をしてきた。幾人もの素晴らしい選手とプレーしてきた。そんなGKが前半終了後に古橋の肩を軽く叩いたのは、新たなスタジアムでの45分間が素晴らしかったことを認め、エネルギーに満ちたハイクラスのチームパフォーマンスの中心にいた才能を評価したからだった」

「この26歳はとても魅力的だった。周りのパスを受ける前から、彼の動きはぼやけて見えないほどだった。最初はセルティックのチームメイトも見えていなかったが、それも時間問題だった。ライアン・クリスティは生まれ変わったようにプレーしていた。この2人のコンビは、ファンが夢見るものだった」

「古橋は、ダンディーがどうやって抑えたらいいのかわからないほどの竜巻だった。タイトに行くか? 後退するのか? 粘るのか? ひねるのか? それは問題ではなかった。10分後、彼がゴールを決めるだけだった」

 そして、1点目の場面は「簡単なゴールではなかったが、力強く押し込んだ」と振り返り、2点目に関しては「そのタイミングとスピードは見事なものだった。その時のアウェイチームの困惑した顔は忘れられない」と絶賛。さらに守備面での貢献を高く評価した。

「目立ったのは巧妙さだけでなく、守備面での勤勉さもだ。ファンが立ち上がったのは、クオリティーの高さもさることながら、前線からディフェンスする姿にだ。良い選手であることは間違いない。しかし、仕事人でもある。だからハートが1分もかけて『よくやった』と言ったのは当然だ。アンジェ・ポステコグルーが成し遂げようとしている最初の兆しが見えた」

「この試合で3ゴール、ミッドウィークに1ゴール。新しいチーム、新しい国で、新しい言語を学びながら、2試合で4ゴール。ずば抜けている。3点目の後すぐに交代したが、スタンディングオベーションは長く続いた。その瞬間を見逃す人はほとんどいなかっただろう」

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