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メッシ退団に憤るバルサファン、放出望む選手に異例の大ブーイング…ウンティティも逆ギレか

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ブーイングを浴びたDFサミュエル・ウンティティ

 リオネル・メッシの退団に不満を持つバルセロナファンが、ジョアン・ガンペール杯で
DFサミュエル・ウンティティに対して異例の大ブーイングを浴びせた。『givemesport』が伝えている。

 8日、バルサはユベントスを3-0で下し、ジョアン・ガンペール杯を制覇した。メッシの退団会見から7時間後に行われた試合は観客に見守られたホームゲームだったが、メッシを失った怒りの矛先をウンティティに向けた一部のファンが、大ブーイングを浴びせた。

 ウンティティは途中出場で勝利に貢献したが、試合前の紹介、試合中にはボール持つ度にファンからブーイングを浴びせられる異例の事態となった。

 バルサファンは衝撃の退団劇、メッシ涙の記者会見に直面したばかりで、史上最高のサッカー選手を失い、動揺している。そうした中でチームメイトの減給拒否、あるいは、クラブ放出を拒否した選手に対して怒りの矛先を向けるファンが出ているようだ。特にウンティティやミラレム・ピャニッチが標的にされた。

 スペインのジャーナリスト、ジョセップ・ソルダード氏によると、ブーイングに腹を立てたウンティティはトロフィーの授賞式や写真撮影を待たずにロッカールームに直行したという。記事では「現在、ファンの感情は明らかに高ぶっており、カタロニアのクラブに関わるすべての人が、こんな異常な状況で最も伝説的な選手を失ったことを受け止めるには時間がかかるだろう」と伝えている。

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