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メッシ獲得のパリSG会長、FFP順守を強調「レオと契約するためのキャパが私たちにはあった」

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パリSG会長がFFP順守を強調

 パリSGのナセル・アル・ケライフィ会長は、欧州サッカー連盟(UEFA)が定めるファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)違反がないことを強調した。

 今夏の移籍市場で超大型補強を続けるパリSG。すでにアクラフ・ハキミをインテルから6000万ユーロ(約78億円)で獲得し、フリートランスファーでのセルヒオ・ラモス、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、ジャンルイジ・ドンナルンマ加入を発表した。

 そして10日、バルセロナを退団したリオネル・メッシとの契約を発表。年俸3500万ユーロ(約45億円)に1年間の延長オプションが付帯する2年契約を締結したことがわかっており、すでにキリアン・ムバッペやネイマールら高給取りも在籍することから、FFP順守への懸念が指摘されてきた。

 そんな中、メッシの入団会見が行われた11日、アル・ケライフィ会長は「財政面に関してはっきりさせたい。私たちはファイナンシャル・フェア・プレーのルールを認識しているし、常にこの規則に従っている」と話し、クラブのスタンスを主張した。

「何か大きなことをする前には必ず商務、財務、法務の人間と確認している。私たちには彼と契約するためのキャパがあった。レオと契約できるのだから、そのようにするのであって、そうでなければ契約しない」

「レオがクラブにもたらしてくれるものはとてつもなく大きく、外部からでもわかるはずだ。クラブにとってとても大きな財産だ。レオが昇給を求めないことを願っているが、それでもクラブにとってファンタスティックなことだ!」

 また、リーグアンへの影響については「リーグのレベルが上がり、放映権も同様になることを願っている。みんながメッシのパリSGを見たがっているし、他クラブの価値の上昇にもつながる。他クラブの会長はレオ獲得に関して私にお礼を言っている。これはクラブだけではなく、フランスとリーグアンのためでもある」と話している。

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