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迷いはなし…移籍後初ゴール突き刺した浦和FW江坂「GKは見ずに蹴った」

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移籍後初ゴールを奪った浦和レッズFW江坂任

[8.14 J1リーグ第24節 浦和 2-1 鳥栖 浦和駒場]

 待望の瞬間が訪れた。新たなチームでの初ゴール。浦和レッズFW江坂任は「PKだったけど、取れてホッとしている」と振り返った。

 6月25日に柏から浦和への完全移籍が発表され、8月9日の第23節札幌戦(●1-2)で先発出場を飾ってデビュー。そして、続く第24節鳥栖戦でもスターティングメンバ―に名を連ねた。

 移籍後2試合目。ここで、きっちり結果を残した。まずは前半36分。DF槙野智章が前線に送ったボールを、胸で前方に落とす。PA内に走り込んだFW明本考浩が右足のシュートでネットを揺らし、アシストを記録。そして、1-1で迎えた後半39分には大仕事をやってのける。

 PA内で明本が相手選手のファウルを誘ってPKを獲得。「キッカーは決まっていた」とペナルティースポットへと向かう。「GKと駆け引きというよりも、自分が自信を持って蹴れた」。迷いはなかった。右足から蹴り出したボールは左へ。コースを読んだGK朴一圭も同方向に飛んでいたが、ボールは勢いよくネットに突き刺さり、移籍後初ゴールが生まれた。

「GKは見ずに自分で決めたところにしっかり蹴れた。立ち上がりから良い応援をしてもらえたので、その中でゴールを決められて良かった」。1得点1アシストで勝利の立役者となった男は、白い歯を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)
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