横浜F・マリノスは17日、トップチーム選手1人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。当該選手は今月15日に37.7度の発熱があり、16日にPCR検査を受検。その結果、陽性判定が出されたという。

　当該選手は14日までの間、チーム活動に参加。症状が出た15日以降は自宅待機となっている。また体温は16日に36.9度、17日に36.5度となっており、現在は症状はないという。

　横浜FMは当該選手の発熱を受け、15日に行われたJ1第24節大分戦のキックオフ3時間前にJリーグ公式のオンサイト検査を実施。選手・スタッフ24人全員が陰性だった。また16日にはPCR検査も受検し、ここでも全員の陰性判定が得られた。加えて、これらの検査を受検していなかった選手・スタッフ29人も17日にクラブ独自のPCR検査を受検。18日に結果が出る予定となっている。

　なお、Jリーグ独自の基準により、チーム内に濃厚接触者はいなかったという。クラブは「これまでも細心の注意、準備のもとで新型コロナウイルス感染症対策を実施してまいりましたが、保健所の指導のもと、対策を再度周知、徹底をしてチーム活動を実施します」としている。

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