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インテルがテュラム氏の息子マルクスの獲得へ本腰…ボルシアMGとの接触を継続か

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 インテルは、ボルシアMGのフランス代表FWマルクス・テュラムの獲得へ本腰を入れ、所属先と接触したと、イタリアメディア『スカイスポーツ』が19日、報じている。

 今夏、元ラツィオのシモーネ・インザーギが指揮官に就任したインテル。メルカートにおいては、チェルシーへ放出したFWロメル・ルカクの代役として、ローマからFWエディン・ジェコを獲得したが、引き続き、攻撃陣の補強を進めている。

 そんな中、新たな補強候補として、現役時代にユヴェントスやバルセロナなどで活躍プレーした元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の息子で、ボルシアMGに所属するマルクス・テュラムの名前が浮上している。インテルとボルシアMGの間では、接触が継続しており、代理人のミーノ・ライオラ氏も移籍の実現へ取り組んでいる。

 ドイツのクラブは当初、移籍金として3000万ユーロ(約38億円)を要求。インテルのオファーとは隔たりが見られたが、その後、両者が歩み寄り、交渉が続けられている。インテルはこのほか、ラツィオに所属するMFホアキン・コレアもリストアップ。移籍金を3000万ユーロ程度と評価し、獲得に関心を示しているが、ラツィオの要求額には満たない。このためテュラム獲得が有力視されている。

 24歳のテュラムは、父リリアン氏がパルマに所属していた時、イタリアで生まれた。ユーティリティ性に優れたFWで、両ウィングやセンターフォワードでのプレーをこなす。2019年夏からボルシアMGでプレーしており、昨シーズンは公式戦40試合に出場、11ゴールをマーク。チャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦では、ドッピエッタ(1試合2億点)も記録した。また、今年開催されたEURO(ユーロ)2020では、フランス代表メンバーの一員だった。

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