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レオ・セアラがハット達成で2戦5発!! 横浜FMが2戦連続5ゴール白星、首位猛追3連勝&12戦負けなし

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FWレオ・セアラ(写真右)

[8.21 J1第25節 横浜FM 5-0 仙台 ニッパツ]

 J1リーグは21日、第25節を各地で行い、横浜F・マリノスベガルタ仙台を5-0で下した。今季加入のFWレオ・セアラが3ゴール1アシストの大活躍。第11節・横浜FC戦でのデビュー戦初ゴール以降は12試合2ゴールにとどまっていた助っ人が、直近2試合では5ゴールの固め取りを見せ、ついに本領発揮の時を迎えている。

 横浜FMは今月15日の前節・大分戦(○5-1)から先発2人を変更。DFチアゴ・マルチンスがメンバーを外れ、DF岩田智輝が初めてセンターバックで起用された他、FW仲川輝人に代わってFWエウベルが入った。対する仙台は長崎から加入のFW富樫敬真が移籍後初先発。新戦力のDF福森直也も2試合連続でスタメンに名を連ねた。

 試合は一方的に横浜FMが攻め込む展開。前半10分ごろ、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)機器の不調で試合が約5分間中断したが、再開後もFW前田大然、エウベル、レオ・セアラの3トップが勢いよく攻め込み、MF喜田拓也、MFマルコス・ジュニオールら中盤の選手も次々とエリア内に侵入した。

 そして前半26分、横浜FMが試合を動かした。左サイドに開いたマルコスのクロスボールをレオ・セアラが胸で落とすと、DF小池龍太がゴール前に浮き球のボールを供給。仙台はGKヤクブ・スウォビィクとDFアピアタウィア久が競りに向かったが、その上を行くハイジャンプを見せたレオ・セアラがヘディングで押し込んだ。

 なおも攻め込む横浜FMは前半40分、左サイドバックから攻め上がってきたDF和田拓也のミドルシュートが左ポストを直撃。仙台も同アディショナルタイム3分、ボールを持ち上がったアピアタウィアがロングレンジから強烈なシュートを放ったが、これはGK高丘陽平の安定したセーブに阻まれた。前半は横浜FMの1点リードで終わった。

 後半も横浜FMがアドバンテージを広げた。まずは16分、右サイドでのスローインを起点にMF天野純、MF水沼宏太とつないだボールがレオ・セアラの足元に入ると、振り向きざまに右足一閃。完璧なシュートをゴール左隅に突き刺した。レオ・セアラは大分戦に続いての2ゴール。2試合4発と絶好調っぷりを見せつけた。

 そして後半22分、右サイドでプレッシャーをかけた水沼が相手のビルドアップをかっさらうと、レオ・セアラにつないでゴール前にラストパス。フリーで飛び込んできたマルコスが落ち着いて押し込み、3-0とした。

 さらに畳みかける横浜FMは後半25分、味方のクリアボールを胸で収めたレオ・セアラが起点をつくると、このボールを受けたマルコスが前を向いてスルーパスを供給。これに抜け出したレオ・セアラがフリーで抜け出し、GKとの1対1を制した。レオ・セアラは来日後初の3ゴール。横浜FMは前節の前田に続いてのハットトリック達成となった。

 その後も攻め続けた横浜FMは仙台に自由な攻撃をさせず、シャットアウト。後半アディショナルタイム5分には右からのクロスを天野が押し込み、5-0とした。横浜FMは2試合連続の5ゴール白星。直近12戦負けなしの3連勝で首位の川崎フロンターレを猛追している。

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