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川崎Fは今季初2試合連続ドローも「ネガティブになる必要ない」…広島に苦しみながらも無敗継続

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[08.21 J1第25節 広島1-1川崎F Eスタ]

J1第25節が21日に行われ、エディオンスタジアム広島ではサンフレッチェ広島川崎フロンターレが対戦し、1-1で引き分けた。川崎Fは今季初の2試合連続ドローと苦戦したが、開幕25戦負けなし(19勝6分)とJ1新記録を更新した。

 先手を取ったのは広島だった。前半27分、右サイド深い位置のスローインを受けたMF柴崎晃誠が対峙した相手をかわしてPA右ゴールライン際から折り返すと、ゴール前のMF柏好文が右足ダイレクトで合わせ、ゴール左隅に流し込んだ。

 0-1で前半を折り返した川崎Fはハーフタイム明けにFW宮城天、後半22分にはFW遠野大弥とMF橘田健人を投入し、反攻を強めた。後半24分にはFW家長昭博の浮き球パスで抜け出した宮城がラストパスを届け、決定的な形で遠野がシュートを打ったが、これは惜しくも枠を外れた。

 広島のディフェンスに阻まれ、川崎Fはゴールがこじ開けられない時間が続いたが、後半28分、橘田がロングボールを供給すると、抜け出したのはMF旗手怜央。PA内右から旗手が絶妙なラストパスを通すと、FWレアンドロ・ダミアンが左足シュートでネットを揺らし、1-1に追いついた。

 互いに決勝点は奪えず、1-1の引き分け。試合後、鬼木達監督は「(相手の)守備に苦しんだというか自分たちの単純なミス、やるべきことをやれなかった。修正は自分たち次第」と振り返った。2位横浜FMとは勝ち点4差まで縮まったが、「いい準備をすることが全て。ネガティブになる必要はない。ここからもう一回、みんなでやっていきたい」と前を向いた。

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