beacon

琉球MF武田英寿の先制弾を浴びた山形、一時逆転もクラブ新8連勝ならず…クラモフスキー監督の不敗神話は継続

このエントリーをはてなブックマークに追加

山形はピーター・クラモフスキー監督の就任から負けなし

[8.22 J2第26節 山形2-2琉球 NDスタ]

 J2第26節が22日に行われ、暫定6位のモンテディオ山形はホームで4位FC琉球と2-2で引き分けた。クラブ記録を更新していた連勝は7でストップ。それでもピーター・クラモフスキー監督の指揮スタートから12試合無敗(10勝2分)とした。

 勝ち点2差で迎えた上位対決。立ち上がりこそ7連勝中の山形が勢いを持ってゴールに迫ったが、時間の経過とともに琉球が主導権を握る。MF武田英寿を起点としたパスワークで山形を押し込むと、前半9分に敵陣でのボール奪取から武田が右足でグラウンダーのミドルシュートを決め、先制に成功。浦和レッズから期限付き移籍している19歳MFは、加入後3試合で2得点目となった。

 守勢の時間帯に失点を喫した山形だったが、ペースを崩さずに反撃へと転じる。まずは前半21分、琉球と同じく相手のビルドアップを引っ掛けて高い位置でボールを回収し、FW山田康太のパスをPA手前右で受けたMF中原輝が左足でシュート。正確にゴール左隅を捉え、1-1と同点に追い付いた。

 7月度のJ2月間MVPに輝いた中原は、8月最初の得点で今季4ゴール目。好調ぶりを示すと、前半32分には右サイドでDF金井貢史との1対1から縦に持ち出し、PA内右から折り返す。ファーから飛び込んだMF加藤大樹が右足でネットを揺らし、2-1とする逆転弾を奪取。加藤はチームトップの今季6得点目となった。

 リードして前半を終えた山形は後半に何度かカウンターから決定機を迎えたが、決め切れずにいると、終盤はピンチが続く。攻勢の琉球は後半39分、PA手前右のMF風間宏希からのクロスをファーのFW上原慎也が左足で押し込み、途中出場コンビで同点ゴールを奪取。そのまま2-2で終了し、琉球は4位をキープした。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●[J2]第26節2日目 スコア速報

TOP