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ユーベ痛恨の開幕ドロー! ディバラ1G1Aで躍動も、名手GKまさかのミス連発で同点…C・ロナウド意地のゴールは幻に

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ユベントスは開幕ドロー発進

[8.22 セリエA第1節 ウディネーゼ2-2ユベントス]

 セリエAは22日に第1節を行った。昨季に連覇が止まったユベントスは敵地でウディネーゼと対戦。前半に2得点を奪うが、後半に2失点を喫し、2-2のドローに終わった。

 マッシミリアーノ・アッレグリ監督が復帰したユベントスは、前半から得点を奪い、試合を支配する。前半3分、右サイドのFWフアン・クアドラードが折り返し、PA右のMFロドリゴ・ベンタンクールがさらにPA中央に送る。走り込んだFWパウロ・ディバラがワンタッチでゴールに押し込み、今季のチームファーストゴールを挙げた。

 さらに、前半23分に追加点。中盤からディバラが精度の高いロングフィードを右サイドに送ると、クアドラードが単身突破。PA右から相手選手を華麗に抜き去り、右足シュートをゴール左隅に突き刺した。

 前半を2-0で折り返したユベントスだが、後半から風向きが変わる。後半6分、MFトルガイ・アルスランにPA手前からシュートを打たれるが、GKボイチェフ・シュチェスニーがセーブ。しかし、前方にボールをこぼしてしまい、再びアルスランに狙われる。シュチェスニーは飛び込んでボールを収めるが、アルスランへのファウルでPKを献上した。

 PKはMFロベルト・ペレイラに決められ、ユベントスは2-1と点差を縮められる。後半15分には3枚替え。ベンチスタートだったDFジョルジョ・キエッリーニ、FWデヤン・クルゼフスキ、そしてFWクリスティアーノ・ロナウドを投入する。さらに同29分にはクアドラードを下げ、FWフェデリコ・キエーザを出場させた。

 だが、流れは変わらず、ユベントスは最悪の事態に。後半38分、バックパスを受けたシュチェスニーは相手選手2枚のプレスをかわそうとするが、間に合わずにボールを奪われる。そのまま無人のゴールに流し込まれ、痛恨の同点ゴールを決められた。

 それでも終盤には、この男がゴールネットを揺らす。キエーザが右サイドからカットインして、左足でインスイングのクロス。ファーサイドのC・ロナウドが頭で合わせ、ゴールに叩き込んだ。歓喜に揺れる選手たちだったが、主審はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックを受け、C・ロナウドの腕がオフサイドラインを出ていたと判定。勝ち越しゴールは認められなかった。

 試合はそのまま2-2で終了。ユベントスは開幕戦を白星で飾ることはできなかった。

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