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浦和FWユンカー、8戦ぶり一撃に安堵「点を取れて良かった」

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決勝点を奪った浦和レッズFWキャスパー・ユンカー

[8.25 J1リーグ第26節 浦和 1-0 広島 浦和駒場]

 リーグ戦8試合ぶりのゴールでチームを3連勝へと導いた。浦和レッズFWキャスパー・ユンカーは「大事な試合で、駒場で、良いパフォーマンスを見せたいと思っていたので非常に良かった」と白い歯を見せた。

 歓喜が訪れたのは前半15分だった。自陣からMF平野佑一が打ち込んだ縦パスを受けたMF伊藤敦樹が前を向くと、針の穴を通すようなスルーパスを前線に供給。左サイドから最終ライン裏に走り込んだMF関根貴大がボールを受け、相手をかわして右足を振り抜く。シュートはGK大迫敬介に阻まれたものの、こぼれ球に反応したのがユンカーだった。

 誰よりも早く、こぼれたボールに走り込み、左足で合わせてネットを揺らす。リーグ戦8試合ぶりとなるゴールは、貴重な先制点。ストライカーは拳を握りしめ、喜びを噛み締めた。

「またゴールを決められて嬉しい。チームメイトに、点を取れることをまた見せられたのは大事だと思う。ここ数週間は怪我、手術などで難しい時期を過ごしていたけど、点を取れて良かった」

 10日のトレーニング中に顔面打撲で負傷。検査の結果、右頬骨骨折と診断され、12日には手術を行った。復帰した前節からはフェイスガードを着用して試合に出ているが、「プレーしにくいですね。サッカーをするのに必要ならば使うけど、なしでプレーできるならそっちがいいと思う」と笑った。

(取材・文 折戸岳彦)
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