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田中碧の代表落選は“クラブ優先”配慮か…デュッセルドルフ指揮官が明かす「協会と良い意見交換ができた」

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 デュッセルドルフ日本代表入りが期待されていたMF田中碧について、日本サッカー協会(JFA)と意見交換を行っていたようだ。クリスチャン・プロイサー監督がブンデスリーガ2部第3節シャルケ戦(28日)に向けた公式会見で、クラブチーム優先の配慮があったことを示唆している。

 東京五輪を戦ったU-24日本代表の田中は五輪本大会で全6試合に先発出場。オーバーエイジのMF遠藤航とダブルボランチを担い、上々の関係性を見せていた。そのため9月に行われるカタールW杯アジア最終予選のメンバー入りも期待されていたが、26日のメンバーリストには入らず。2019年末のE-1選手権以来となるA代表招集を逃した。

 もっともクラブの公式Twitter(@f95)によると、この選考はクラブと協会が話し合っての結論だったようだ。

 プロイサー監督は会見で「田中碧はプレーのリズムが出てきて、すでにフィットしている。準備はできている」と次戦の先発起用を示唆した上で「日本協会と良い意見交換ができた。インターナショナルブレークはわれわれとともに残り、さらに連係を深めることになる」と前向きに語っている。

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