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「批判してきた人に一言、ありがとう!」UEFA最優秀選手賞に輝いたジョルジーニョが痛快なメッセージ

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 チェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョは、移籍当初に受けていた数々の批判を明らかし、なかでも「サッリの息子」と呼ばれることに苛立ちがあったようだ。

 ナポリ時代から師弟関係にあるジョルジーニョとマウリツィオ・サッリ監督。2018年夏には、同じタイミングでチェルシーへと加入している。しかし、クラブの成績が落ち込んだ際にはファンや批評家からの批判が集中した時期もあった。批判された当時を振り返ったジョルジーニョは、『The Players' Tribune』で次のように語っている。

「チェルシーに加入した当初はナポリを懐かしく思っていたよ。みんなが僕のことをどういうふうに言っていたか覚えている。『遅すぎる。弱すぎる。サッリの息子』だってね。これには僕も怒ったよ」

「でも聞いてほしい。彼らは僕を過小評価していたんだ。そもそも僕はどのクラブでも波乱万丈のスタートを切ってきた。ヴェローナの時は誰も僕を欲しがらなかった。4部にレンタルされてプレーしたけれど、その時も必要とされていなかった」

「そこから努力を続けて、尊敬を勝ち取った。ナポリでも苦しい1年を過ごしていたけど、サッリが来たことで大きく変わった」

 サッリ監督が退団後もチェルシーに残ったジョルジーニョは、徐々にプレミアリーグに適応して欠かせない選手へと成長。2018-19シーズンにはヨーロッパリーグ、2020-21シーズンにはチャンピオンズリーグのタイトルを獲得した。代表チームでも今夏に行われたEURO(ユーロ)ではイタリア代表を優勝に導き、UEFA最優秀選手賞を受賞している。

「チェルシーに来てからヨーロッパリーグとチャンピオンズリーグのタイトルを手にしている。だから批判してきた人たち全てに一言だけ伝えたい。『ありがとう、本当に皆さんに感謝しているよ』ってね」
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