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鈴木優磨が早速テストマッチで実戦復帰!STVV主将「グループは彼の謝罪を受け入れた」

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シントトロイデン残留のFW鈴木優磨

 ベルギー1部シントトロイデンは2日、ドイツ2部デュッセルドルフとテストマッチで対戦。試合後、シントトロイデンのキャプテンを務めるスティーブ・デ・リダーが移籍に至らなかったFW鈴木優磨について語った。

 MF田中碧がスタートしたデュッセルドルフ相手に、シントトロイデンのベルント・ホッラーバッハ監督は新加入FWの林大地や原大智のほか、DF橋岡大樹や松原后らを先発起用。後半からは鈴木や負傷離脱から復帰のMF伊藤達哉、デ・リダーらがプレー。試合はFWダヴィド・コウナツキが61分に決勝弾を奪い、デュッセルドルフが1-0での勝利を収めている。

 敗れはしたものの、デ・リダーは手ごたえを感じたようだ。『Het Belang van Limburg』で試合後、「無観客で、好機が少ない試合だった」と振り返りつつ、「僕の復帰もそうだが、チームにとってより大事なのはスズキがプレーし、イトウが復帰したことだ」と強調。続けて、今夏の移籍を目指し、実戦を欠場していたが結局残留となり、1日に監督や同僚たちに謝罪した鈴木について話した。

「許して、忘れること。僕はユウマととても良い関係を持っている。確かに彼は移籍を求めていたけど、上手くいかなかった。彼はプレーヤーたちに対してそれを認め、その話は終わりだ。グループは彼の謝罪を受け入れた。彼の働きぶりを見ると、大きな熱意をもって戻って来たことが伝わってくる」

 デ・リダーはまた、チームの競争力についても言及した。

「これについて答えを出すのは難しい。(イロンベ)ムボヨや(マクシミリアーノ)カウフリーズを失ったが、スズキとイトウが戻り、ハラとハヤシといったストライカーを2人加えた。いずれにしてもプレシーズンより良い状態だ。選手として、それについてあまりたくさん話すべきではないと思う。補強を担当するのはクラブの幹部で、僕らはピッチ上でパフォーマンスを出すべきだ」

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