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「誰もムバッペ無しの将来を考えていない」パリSGディレクターが今季終了後の退団を改めて否定

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 パリSGのスポーティングディレクターを務めるレオナルド氏は、キリアン・ムバッペがこれからもクラブでプレーを続けると強調した。

 2017年夏にパリSGに10代最高額で加入し、直近の3シーズン連続でリーグ得点王に輝くなどの活躍を見せるムバッペ。これを受け、22歳のフランス代表ストライカーに対しては多くのビッグクラブが興味を示すなど、移籍市場の度に去就に注目が集まる。

 契約満了まで1年となった今夏の移籍市場でも、最終日にレアル・マドリーが2億2000万ユーロ(約284億円)のオファーを送るも、パリSGがこれを拒否したことがわかっていた。そして、スポーティングディレクターのレオナルド氏は『Canal Plus』で来夏以降もムバッペがフランスでプレーすることを強調した。

「今シーズン終了後に、ムバッペが出て行くようには思わない。キリアンなしのパリ・サンジェルマンの将来について考えている人間はいない。キリアンとパリSGの関係性は深いから、私たちはこれ以外のことについて考えてはいない。キリアンは多くのことを表している。フランス人だとか、世界最高の選手の1人ということだけではない。彼には私たちから気に入られるもの、みんなから気に入られるものを持っている」

 また、ムバッペ、リオネル・メッシ、ネイマールの夢の3トップについては「たった1年のためだけのものではない。彼らはお互いを補い合えるし、各々の能力でナンバーワンだから、ジェラシーもないだろう」と話した同氏は、ムバッペ獲得のために違法な手段に出たとレアル・マドリーへの非難を口にした。

「レアル・マドリーの行動はうれしいものではなかった。移籍市場の最終週に世界最高の選手の1人と直接交渉したことは我々が喜べない状況を作り出した。オファーに対する我々の態度は明確だった。十分な金額ではない、我々が支払ったものよりも少ない。彼らが言っていた最後のオファーに至っては届いていなかった」

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