東京ヴェルディは19日、同日発売の週刊誌に掲載された永井秀樹前監督に関する記事について、クラブの考えを伝えた。同クラブは今月1日、永井前監督の辞任を発表していた。

　19日に発売された『デイリー新潮』には、以前から伝えられている“パワハラ疑惑”の続報が伝えている。それに対し、クラブ公式サイトでは、改めてトップチームの運営状況にかかるコンプライアンス委員会の立ち上げと、今回の案件に関する調査を行っていることを述べる。今後は、コンプライアンス委員会の調査結果が明らかになり次第、その報告書をJリーグに提出し、また情報発信する予定だという。

　今回の『デイリー新潮』の記事について、クラブが調査中にもかかわらず、クラブや調査対象者のプライバシー保護が守られていないことと、調査に支障をきたす可能性があることを指摘。「非常に遺憾であり、しかるべき対応を検討いたします」と伝えた。

　調査結果は今後の発表予定だという。クラブは「調査結果が明らかになり次第、Jリーグへ報告書提出と併せて当クラブよりしかるべき形での情報発信を行う予定ですので、最終結論が出るまでもうしばらくお待ちいただけましたら幸いです」と呼び掛けている。

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