beacon

今節は下位勢が大奮闘!! 大分もC大阪破って一気に18位浮上、MF町田が値千金決勝弾

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF町田也真人が決勝ゴール

[10.3 J1第31節 大分1-0C大阪 昭和電ド]

 J1リーグは3日、第31節を各地で行い、大分トリニータセレッソ大阪を1-0で破った。今節は残留争いのライバルが着実に勝ち点を積み上げた中、大分も3試合ぶりの白星を挙げ、一気に18位に浮上した。

 ホームの大分は前日2日、横浜FCが鹿島に勝利したため、順位が入れ替わって最下位に転落。また降格圏に沈んでいた徳島が勝利、仙台がドローと揃って勝ち点を獲得したため、J1残留に望みをつなぐためには結果を出さなければならない一戦となった。

 そうした状況もあってか、この日の大分は前半から攻撃的な姿勢を見せ、C大阪を相手に優位を保った。まずは前半9分、MF増山朝陽のクロスからFW伊佐耕平がダイビングヘッド。さらに28分にはFW渡邉新太が強烈なダイレクトボレーで狙った。これらはいずれもGKキム・ジンヒョンのファインセーブに阻まれたものの、得点の匂いを感じさせていた。

 対するC大阪も前半30分、オーストラリア代表に選ばれているFWアダム・タガートが右サイドを突破し、ファーサイドに力強いクロスボールを供給。これにMF乾貴士がフリーで反応したが、左足でのダイレクトシュートはクロスバーに弾かれた。

 すると前半34分、ついにスコアが動いた。左サイドに開いた渡邉のスルーパスにDF香川勇気が抜け出すと、ゴールライン側までえぐって低空クロスを配球。これに反応したのはMF町田也真人。完璧なボレーシュートでゴールに押し込み、先制点を奪った。

 試合はそのまま後半へ。まずは6分、C大阪にビッグチャンス。左のハーフスペースでMF原川力がボールを奪い、FW山田寛人がゴール前に斜めのパスをつけると、FW加藤陸次樹がクイックターンから右足を振り抜いた。だが、これはGK高木駿の横っ飛びに阻まれた。

 その後は拮抗した展開が続き、両チームともにボールを保持しながら攻め合うも、なかなか決定機はつくり出せない。そうして迎えた後半43分、C大阪は途中出場のFW大久保嘉人がペナルティエリア左から強烈なシュートを放つも、これも高木がスーパーセーブ。そのままタイムアップを迎え、大分が残留に向けて貴重な勝ち点3を獲得した。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP