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17歳CBチェイス・アンリはU-22日本代表の守備牽引「ヘディング決めたかったです」

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U-22日本代表DFチェイス・アンリ(尚志高)

[10.26 AFC U23アジアカップウズベキスタン2022予選 U-22日本代表 4-0 U-22カンボジア代表 Jヴィレッジスタジアム]

 U-22日本代表DFチェイス・アンリ(尚志高)はフル出場で完封勝利に貢献した。04年生まれ、17歳のアンリはチーム最年少。“飛び級”で招集されているが、守備陣を牽引する堂々のプレーを示した。

 味方のミスからカウンターを招く場面もあったが、「自分がちょっと遅らせて味方を待って、そこのパスをインターセプトする狙い」とカバーリングで窮地を救い、カンボジアの攻撃をシャットアウトした。

 セットプレーから得点の好機も訪れた。183cmのアンリがCKに飛び込み、高い打点から放つヘディングシュートは迫力あるチャンスだったが、惜しくもネットは揺らせず。試合後は「ヘディング決めたかったです」と悔しさを隠さなかった。

 U-22日本代表には高校3年生が4人招集されており、カンボジア戦では4人がそれぞれ持ち味を発揮した。MF松木玖生(青森山田高)、MF甲田英將(名古屋U-18)、MF中村仁郎(G大阪ユース)と同級生が次々と得点をマーク。本職の守備で見せ場をつくったが、「ゴールを決めていたので、自分も絶対に決めてやろうと思ってたんですが、決められなくて悔しかったです」と本音を口にした。

 今回、U-22日本代表で付けている背番号は22番。尊敬する日本代表DF吉田麻也(サンプドリア)と同じ番号だが、これについて聞かれると、「忘れてました。吉田麻也選手が22番ということを忘れていたので、そういう(番号への)想いはなかったです。すみません、今、気が付きました(笑)」。天然なキャラクターを発揮して報道陣の笑いを誘い、「うれしいです」と笑顔を見せた。

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