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ワトフォード一部サポーターが反同性愛行為…クラブは調査を開始

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ワトフォードが声明を発表

 プレミアリーグのワトフォードは1日、同性愛嫌悪のチャントを歌った一部サポーターの特定のため、調査を開始したことを発表した。

 ワトフォードは30日、プレミアリーグ第10節でサウサンプトンと対戦(●0-1)。イギリス『BBC』によると、この試合の最中に一部サポーターによって、同性愛嫌悪のチャントが歌われた模様。クラブは他のサポーターからの報告によって、この件を把握したという。

 ワトフォードは公式ツイッター(@WatfordFC)を通じて、すぐさま声明を発表。「土曜日の試合で同性愛嫌悪のチャントが歌われたことを認識してる」とし、「報告したサポーターと話をし、人物の特定に向けて協力してる」と調査の開始を伝えた。

 また、クラブは「差別に対する当社のゼロ・トレランス・アプローチと、その報告方法を繰り返し説明する」とリンクを張りサイトへ誘導。そこには、スタジアム内で虐待や差別を受けた場合の対処方法や犯罪者の早期発見のためのサポーターへのお願いが記載されている。

 クラブは「人種的、同性愛嫌悪的、差別的な虐待、詠唱や嫌がらせは固く禁じられている。すべてのサポーターに、逮捕、ヴィカレージロード(スタジアム)からの追放の可能性があることを伝えたい」と今一度、差別撲滅に向けてサポーターに呼びかけた。

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