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近大和歌山が雪辱果たす県制覇! 初芝橋本を3発撃破、12年ぶりの選手権出場掴む

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 第100回全国高校サッカー選手権の和歌山県予選は13日に決勝を開催した。初芝橋本高近大和歌山高の対戦は、近大和歌山が3-1で勝利。12年ぶりの選手権出場を決めた。

 開始5分で近大和歌山が先制。カウンターから一度中盤で落ち着くと、PA右でパスを受けたMF田井寛務(3年)がカットインから左足シュートを放つ。鋭い弾道をゴール左に突き刺し、早々に試合を動かした。追いかける初芝橋本もシュートを果敢に狙うが、クロスバーに嫌われるなど、ネットを揺らすことはできない。

 前半を1-0で折り返した近大和歌山は、後半16分に値千金の追加点。左サイドからのロングスローはPA右のファーサイドへ。待ち構えたDF荒木宏心(3年)がワンタッチで沈めた。

 点差を縮めたい初芝橋本も後半28分にロングカウンター。MF宗像喜春がPA左に侵入し、折り返したところを、FW朝野夏輝がゴールに押し込んだ。

 だが、近大和歌山がダメ押し点を挙げる。後半37分、後方からのロングボールにFW藤木皇成(3年)が抜け出す。飛び出した相手GKをかわすようにループシュートを放ち、無人のゴールに流し込んだ。

 そのまま試合は終了し、近大和歌山が3-1の勝利。昨年の県決勝で敗れた初芝橋本に雪辱を果たし、12年ぶり8度目の県制覇を成し遂げた。

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