beacon

L・ダミアンが一歩リードも前田大然が追い付く! 両者が揃って得点王…横浜FMvs川崎Fの頂上対決もドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW前田大然とFWレアンドロ・ダミアンが得点王に

[12.4 J1第38節 横浜FM 1-1 川崎F 日産ス]

 J1第38節が4日に一斉開催され、日産スタジアムでは横浜F・マリノス川崎フロンターレが1-1で引き分けた。得点ランキング首位タイのFWレアンドロ・ダミアンとFW前田大然がそれぞれネットを揺らし、互いに今季23ゴール目を記録。揃って得点王に輝いた。得点王のダブル受賞は2年ぶりとなる。

 すでにJ1連覇を決めている川崎Fと2位を確定させている横浜FMの頂上対決。開幕戦以来の顔合わせとなった一戦は、今季限りでの勇退が発表されている家本政明審判員が主審を務めた。

 ここまでリーグ1位の22ゴールで並ぶ横浜FMの前田と川崎FのL・ダミアンによる得点王争いにも注目が集まる中、開始から両チームともアグレッシブにゴールへと迫る。

 川崎Fは前半11分にDF車屋紳太郎が負傷するアクシデントに見舞われ、MF山村和也を緊急投入。徐々にホームの横浜FMが主導権を握り、川崎Fを上回るボール支配率、パス数、シュート数などを記録したが、前半はスコアレスで終了となった。

 後半開始から川崎FはFWマルシーニョに代え、MF大島僚太をピッチに送り出す。すると後半9分、大島がPA内右のL・ダミアンに絶妙なラストパス。フリーのL・ダミアンはGK高丘陽平に寄せられてフィニッシュに持ち込めないまま折り返し、大外のMF旗手怜央が左足で合わせる。しかし、シュートは左外のサイドネットを直撃した。

 攻撃のペースをつかみ始めた川崎Fは、後半22分に先制。カウンターからFW家長昭博が右サイドを攻め上がり、PA内右から右足で柔らかいクロスを入れる。中央のL・ダミアンが頭で合わせると、叩きつけたボールがGK高丘の両手をかすめてゴール左に吸い込まれた。

 これでL・ダミアンが今季23ゴール目とし、得点王争いで一歩リード。だが、横浜FMの前田も譲らない。

 後半29分、敵陣中央での変化をつけたリスタートから、左サイドのFWエウベルがワンタッチで折り返す。左足で合わせに行ったニアのFWレオ・セアラは相手の守備に遭うが、中央に流れたボールを前田が左足で蹴り込んだ。

 この同点弾で前田も今季23点目。その後は両チームとも勝ち越しゴールを奪えず、1-1でタイムアップを迎えた。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●[J1]第38節 スコア速報

TOP