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岩政大樹氏が上武大監督を退任…部員へメッセージ「私は私で挑戦を。みんなもみんなで挑戦を」

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上武大岩政大樹監督が今季限りで退任

 鹿島アントラーズは16日、クラブOBの岩政大樹氏(39)の来季トップチームコーチ就任を発表した。それに伴い、今年1月から指揮を執ってきた上武大サッカー部の監督を今季限りで退任。同サッカー部公式サイトを通じて、以下のように部員たちへメッセージを残している。

「突然のことで、本当に申し訳ありません。上武大学を離れることになりました。私の指導者としての本格スタートだと覚悟を決めて、ここに来ました。選手たちと向き合い、共に戦った日々は、やはり、かけがえのない時間でした。

 わずかの差で勝ち取った北関東選手権も、わずかの差で届かなかった天皇杯初出場や北関東リーグ優勝も、全てが私の今後の指導者人生の糧となっていくと感じています。本当に楽しかった。

 今は私の決断を理解してもらえないかもしれません。たった1年で離れることは、本当に申し訳なく思っています。ただ、綺麗事を言われていただけるなら、真っ先にこの決断を告げた選手たちが別れを惜しんでくれたことを、私は今後の力に変えて、この先の世界で結果を出していく。そんな気持ちで次なる一歩に向かいたいと思います。

 上武大学監督として私にできることはもうなくなりました。しかし、私の想いはそこに残してきたつもりです。最初のミーティングで伝えた『10年後に大学界の常勝チームになる』、その目標への歩みを止めずに、前へ進むことを願います。

 新しい時代の新しいサッカー部の在り方。それを学生たち自身で考えていく、作っていく。そのための一つ一つを具体的に押し進めていってください。トライアンドエラーで失敗もたくさんしてね。

 来年からは共に戦うことはできません。ただ、この世界は狭い世界です。いつかまたすぐに出会うでしょう。離れていても競争です。私は私で挑戦を。みんなもみんなで挑戦を。Be Proactive!ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。今後のご活躍心よりお祈り申し上げます」

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