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伊藤洋輝は「すぐさま周囲を納得させた」。独紙で前半戦のパフォーマンスがチーム最高タイ評価

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シュツットガルトDF伊藤洋輝

 ドイツ紙『ビルト』はシュツットガルト・メンバーの2021-22シーズン前半戦のパフォーマンスを採点。DF伊藤洋輝は最高タイの評価が与えられた。

 シュツットガルトは昨季チーム内得点王のFWササ・カライジッチや快速ウィンガーのシラス・ムヴンパらの長期離脱、新型コロナウイルス感染者続出などの影響で苦戦のシーズンに。勝ち点17で入れ替えプレーオフの16位でシーズンを折り返すことになった。

『ビルト』はそんなチームで5試合以上に出場したメンバー23人のこれまでのパフォーマンスを評価。出場時間が短かった選手3人の採点は控え、13人に「4」以下の点数をつけるなど低評価が目立つ内容となった。だがそんな中でも、伊藤は「2」、主将・遠藤航は「3」の評価が与えられている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

「2」と評価されたのはギリシャ代表DFコンスタティノス・マヴロパノスと伊藤の2人のみ。その伊藤について「日本の2部からブンデスリーガへステップアップ。ここではすぐさま周囲を納得させ、マインツ戦ではドリームゴールを決めている。移籍目指すレギュラーの(マーク・オリヴァー)ケンプフを押しのけた。シュツットガルトは40万ユーロの買い取りオプションを必ず行使するだろう」と記されている。

 また、同紙は5人の1人として「3」がついた遠藤については「キャプテンはチームの心臓であり続け、不可欠な存在だ。215とリーグ3位のデュエル勝利数を記録した」とその重要性を強調。「彼は休養が至急必要。これからそれが与えられる」と約2週間のオフでのリフレッシュの必要性が指摘された。

 最高タイや及第点の評価を得た伊藤と遠藤。昨季9位フィニッシュのチームを戦列復帰が待ち望まれるカライジッチや離脱明けのムヴンパ、そしてマヴロパノスらとともに巻き返しに導きたいところだ。

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