ジョン・テリー氏がコーチ職として、5年ぶりにチェルシーに復帰するようだ。英『ミラー』が伝えている。

　テリー氏はUEFAチャンピオンズリーグ制覇(欧州CL)や5度のプレミアリーグ優勝などに貢献。アントニオ・コンテ監督のもとでタイトルを獲得した後、アストン・ビラで現役を引退。その後は今夏まで、コーチングスタッフとしてアストン・ビラに残っていた。

　テリー氏はプレミアリーグの監督を目指しているものの、『ザ・アトランティック』によると、トップリーグで仕事をすることの難しさを感じているという。

　現在はチャンピオンシップで監督になることを考えつつ、それまでの間、チェルシーに戻ってユースの育成コーチとして働くことになったという。

　以前はチェルシーの監督になりたいと『タイムズ』に語っていた。

「私には最終的なゴールがある。それはチェルシーフットボールクラブの監督だ。私がつくりたいのは常勝のチームであり、とても実直で組織化されていて、訓練されていて準備のできているチームだ。そして4バックで勝利することを望んでいる」

「私は、ランプス(フランク・ランパード)とスティービー(スティーブン・ジェラード)の成功を見てきた。ランプスはチェルシーでの最初のシーズンで、スティービーはレンジャーズで、信じられないほどの成功を収めた」

「当時の私は、監督の道に進む準備ができていなかったのかもしれない。今はできているよ」