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中国代表でタトゥーが禁止に…規制が強まる同国では選手が髪を染める→試合中止の事例も

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中国代表でタトゥーが禁止に

 中国のスポーツを統括する国家体育総局(GAS)が中国代表選手に対し、新たにタトゥーを入れること禁止するとともに、すでに入れてあるタトゥーを消すように勧告したようだ。

 イギリス『BBC』によると、GASは声明でタトゥーのある代表選手には「消すよう勧告する」と表明。「特別な事情がある場合は、チームの他選手の同意を得て、トレーニング中や試合中にタトゥーを隠す必要がある」とし、年代別代表ではタトゥーのある選手の招集を「厳しく禁ずる」という。この動きは「社会の良い手本」になると説明している。

 中国代表では、以前からDFチャン・リンペンを含む数名がタトゥーを隠すよう求められており、タトゥーを見せないように長袖で腕を覆う選手も多かった。

 中国の放送規制当局は今年初めに「不健全なコンテンツ」とされるものに対する規制を強化すると発表。スポーツ選手や有名人がテレビなどに出演する際、タトゥーや髪型などに制限がかかり、場合によっては画面にボカシが入ることもあるという。昨年12月には、中国の女子大学生サッカーの試合で、選手が髪を染めていたことで中止になったという事例も伝えられている。

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