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FW西村拓真が横浜FMでの挑戦決断「新しい自分になれる」

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FW西村拓真

 横浜F・マリノスでは昨季以降、エースストライカーを担った日本人選手が立て続けに日本代表に選ばれ、ほどなくして海外挑戦のチャンスを獲得している。それに続こうとしているのがベガルタ仙台から加入したFW西村拓真。クラブが掲げる“アタッキングフットボール”に順応し、自身のキャリアを切り拓いていくつもりだ。

 9日に行われた新体制発表会。横浜FMの西澤淳二トップチームダイレクターは西村について「マリノスから海外に」というビジョンを明かした。横浜FMでは昨季以降、得点源を担ったFWオナイウ阿道(トゥールーズ)とFW前田大然(セルティック)が海外移籍。西村はCSKAモスクワ(ロシア)、ポルティモネンセ(ポルトガル)でのプレー経験を持つが、「マリノスで得点を取ったらまたチャレンジできる」(西澤ダイレクター)という思いで移籍を決断したようだ。

 もっとも西村自身は新体制発表会の壇上で、海外挑戦への思いを語ることはなかった。「新しい自分になれるんじゃないかとこのチームにきた」。目指すのは横浜FMが掲げる“アタッキングフットボール”への適応。「オファーもらった時は自分のプレースタイルに合うかは少し考えたけど、より厳しいところでやりたいのと、新しい自分になれると思ったので、この決断をしてチャレンジしたいと思った」と語った。

 とはいえ、オナイウや前田もそうした取り組みを続けながら結果を残し、新たなチャンスを掴んできた。横浜FMの1トップについて「自分の合っているポジションかはわからないけど、新しい自分になれると思う」と語った西村は目標を1試合1得点と掲げ、「FWなので結果は常に求められていると思うし、そこは一番こだわってやっていきたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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