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ゴラッソ2発の旗手怜央、お気に入りは「自分らしく」決めた技ありシュート

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2ゴール1アシストを記録したMF旗手怜央

[2.2 スコットランド・プレミアリーグ第22節 セルティック3-0レンジャーズ]

 セルティックのMF旗手怜央が2ゴール1アシストを記録した2日のスコットランド・プレミアリーグ第22節レンジャーズ戦(○3-0)後、インタビューで得点シーンなどについて言及した。クラブの日本語版公式ツイッター(@CelticFCJPN)が伝えている。

 勝ち点2差で迎えた2位セルティックと首位レンジャーズによる伝統のオールドファーム・ダービー。注目の一戦で主役となったのは旗手だった。

 前半5分に右CKからのこぼれ球を拾うと、右足のミドルシュートをゴール右に決め、先制弾を奪取。さらに同42分、PA手前右でFWリエル・アバダからパスを受け、再び右足でゴール右隅に突き刺した。勢いは止まらず、同44分には左サイドの深い位置から左足で正確なクロスを供給。アバダの3点目を演出し、ほぼ前半で勝負を決定づけた。

 自身初のオールドファーム・ダービーで圧巻のパフォーマンスを披露した旗手は、後半27分に途中交代。ピッチを退く際にはスタンドでスタンディングオベーションが起きた。

「いつも以上にサポーターやファンの人たちが熱いっていうのと、オールドファームっていうだけでなく、1位2位争いっていう部分も関わったので、すごく重要な一戦だったなというのはすごく感じました」

「今までのサッカー人生でこんなにもサポーターがいるところでやったことがないので、そういう中でゴールを決められた時はやっぱりすごく気分もいいです。今日みたいな重要な一戦でチームの勝利に貢献できたことをファンも喜んでくれたので、すごく嬉しかったです」

 時折笑顔を見せながら試合を振り返った旗手は「1点目と2点目どちらを気に入っていますか?」と質問されると、「もちろんゴールすることはすごく嬉しいので、気に入っていると言われても、どっちも気に入っていますけど」と前置きし、後者のゴールを挙げた。

「2点目の方が自分らしさというか、ゴール前に入っていく、自分のプレーできる場所にしっかりボールを置く、最後はシュート、という部分では、2点目の方がすごく自分らしくシュートを決めているんじゃないかなと思います」

 今冬に川崎フロンターレから完全移籍し、加入後4試合で早くも3ゴール1アシスト。チームはライバルを粉砕し、入れ替わりで首位に浮上した。「自分がゴールを決めることも想像できなかったですし、こういう重要な一戦で3点差がつくとは思っていなかったです」。旗手は結果を謙虚に受け止めつつ、「振り返ってみれば、練習からチーム全員でしっかりやってきたので、この結果は偶然じゃなく、自分たちがやってきた証なのかなと思います」と、この試合に向けた取り組みに胸を張った。

●海外組ガイド

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