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相模原が36歳MF兵藤慎剛の現役引退を発表「自分にもそういう時期がきたのではないかと思い」

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契約満了時の本人のインスタグラムより

 SC相模原は5日、MF兵藤慎剛(36)が現役を引退することが決定したと発表した。相模原には昨年8月に加入し、J2リーグ戦7試合に出場。同年12月8日にクラブから契約満了が発表されていた。

 兵藤は国見高、早稲田大を経て2008年に横浜F・マリノスへ入団。プロ2年目にはキャプテンマークを巻いた。その後、2017年に北海道コンサドーレ札幌、2019年にベガルタ仙台へ完全移籍。2020年限りで仙台を退団し、無所属の期間を経て相模原に加入していた。J1通算では338試合に出場し、36得点を記録している。

 現役引退にあたり、クラブ公式サイト上で次のようにコメントした。

「2月1日をもちまして兵藤慎剛はプロとしてのサッカー選手を引退することを決意しました。これまで応援していただいた全ての方に感謝しかありません」

「引退を決めるまで本当に悩みました。『できることならずっとプロサッカー選手として続けていきたい』という気持ちはありますが、昨年に続きなかなかチームが決まらないということは自分にもそういう時期がきたのではないかと思い引退を決断しました」

「1993年にJリーグが始まり、そのブームと共に自分のサッカー人生はスタートしました。茂木SSS、海星中学、国見高校、早稲田大学とこれまで指導に携わっていただいた監督、コーチ、そして素晴らしい仲間のおかげで成長できプロサッカー選手になることができました」

「そして、横浜F・マリノスでプロとしてのキャリアをスタートし、北海道コンサドーレ札幌、ベガルタ仙台、SC相模原と素晴らしいクラブでプレーできたことは本当に幸せでした」

「プロとして、いい時期ばかりではなかったですが偉大な先輩、最高のチームメイトとサッカーをできたこと。素晴らしいファン、サポーターの声援を受けてピッチで楽しくプレーできたことを僕は忘れません」

「今後は、自分の可能性を広げるためにしっかりとたくさんのことを学んでいきながら、微力ながら日本サッカー界に貢献していけたらと思っています」

「最後に、日本サッカー協会の皆様をはじめ、Jリーグに関わるすべての人に感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました。 Jリーグがより素晴らしいリーグになることを願っています」

以下、クラブ発表プロフィール

●MF兵藤慎剛
(ひょうどう・しんごう)
■生年月日
1985年7月29日(36歳)
■出身地
長崎県
■身長/体重
172cm/68kg
■経歴
茂木サッカースポーツ少年団-海星中-国見高-早稲田大-横浜FM-札幌-仙台-相模原
■Jリーグ出場歴
J1リーグ:338試合36得点
J2リーグ:7試合


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