beacon

悲劇の主人公となったのはGKケパ…“PK要員”で出場もストップゼロ、自身のPK失敗で終戦

このエントリーをはてなブックマークに追加

チェルシーGKケパ・アリサバラガ

[2.27 カラバオ杯決勝 チェルシー 0-0(PK10-11) リバプール]

 激闘となったカラバオ杯決勝。悲劇の主人公となったのはチェルシーGKケパ・アリサバラガだった。

 序盤からともにゴールに迫る場面を作り出したチェルシー対リバプールのカラバオ杯決勝。しかし、GKエドゥアール・メンディ、GKクィービーン・ケレハーが好セーブを披露するなど、0-0のまま前後半の90分間を終える。

 延長戦もスコアが動かずに試合が進み、後半も終盤を迎えるとチェルシーベンチが動く。好守を連発していたメンディに代えて“PK要員”としてケパをピッチへと送り込んだ。

 しかし、ケパを待っていたのは悲劇だった。11人目までもつれ込んだPK戦。ケパはGKのケレハーを含むリバプールの全員にネットを揺らされてしまう。さらにチェルシー11人目のキッカーとして向かったPKで、右足から蹴り出したシュートは枠を大きく外してしまった。チェルシーがタイトルを逃した瞬間となった。

 優勝を決めて歓喜にわくリバプールイレブン。天を仰いだケパはチームメイトに囲まれて慰められていた。

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2021-22特集
●カラバオ杯2021-22特集

TOP