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久保建英は途中交代…マジョルカ、36歳D・シルバに今季初ゴール食らって3連敗

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[3.2 ラ・リーガ第21節延期分 マジョルカ0-2ソシエダ]

 ラ・リーガは2日、第21節延期分を行い、MF久保建英所属のマジョルカがホームでソシエダと対戦した。久保は右サイドハーフで7試合連続の先発出場を果たし、攻撃でチーム随一の存在感を見せていたが、2点ビハインドの後半25分に途中交代。チームは0-2で敗れ、これで3連敗となった。

 前節のバレンシア戦では久保が攻守で圧倒的な存在を見せるも、ゴールだけが決まらず0-1で敗れたマジョルカ。この日はカップ戦開催のため延期されていたソシエダ戦が組まれ、中3日で2試合連続のホームゲームに臨んだ。

 試合前の時点で16位のマジョルカと、7位のソシエダ。力関係ははっきりしているかと思われたが、立ち上がりからマジョルカが意外な健闘を見せた。前半3分、中央でドリブルした久保のパスから右サイド攻撃を仕掛けると、同10分には久保がカットインから惜しいミドルシュート。倒されてもなかなか笛を吹かないレフェリングは逆風となるも、前節同様の久保が攻撃の中心を担っていた。

 ところが前半35分、徐々に効果的な攻撃を繰り出していたソシエダが先制点を奪った。最終ラインを起点としたビルドアップからMFダビド・シルバがボールを持ち、的を絞らせないドリブル突破から味方にパスをつけると、MFミケル・メリノのスルーパスに再びシルバが反応。うまくエリア内でトラップし、左足でネットを揺らした。36歳のD・シルバは今季初ゴール。そのままハーフタイムを迎え、ソシエダの1点リードで折り返した。

 後半も久保が攻撃を打開するマジョルカ。10分には左サイドからのクロスが相手にクリアされると、久保がバイタルエリアからボレーシュートを狙った。しかし、これはうまくミートせずゴール右へ。すると同17分、ソシエダはFWミケル・オヤルサバルの右CKにメリノが頭で合わせると、相手のこぼれ球を自ら拾ったメリノが決めて追加点を奪った。

 なおも勢いを強めるソシエダは後半22分、細かい崩しからエリア内に侵入したメリノがクロスバー直撃のシュート。すると同25分、久保はMFイ・ガンインとの交代でピッチを退いた。それでもチーム攻撃は活性化せず、そのまま試合はタイムアップ。2連勝のソシエダはEL出場圏の6位に浮上した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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