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歴史的快挙…J2通算159試合出場の御厨貴文氏が主審で“J1デビュー”

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御厨貴文主審

 Jリーグ担当審判員の御厨貴文主審が6日、J1第3節の横浜F・マリノス清水エスパルス戦で、初めてJ1リーグを担当した。同主審はかつてヴァンフォーレ甲府、ザスパ草津、カターレ富山で活躍し、J2リーグ通算159試合出場の実績を持つ元Jリーガー。2007年のプロ入りから16年、選手としては経験できなかったJ1のピッチに初めて立った。

 長崎県出身の御厨主審は2007年、大阪体育大から選手として甲府に加入。プロ2年目の08年にJ2デビューを果たした。その後、草津(現・ザスパクサツ群馬)と富山でコンスタントに出場機会を積み重ね、J2リーグ通算159試合7得点を記録。14年限りで現役を引退し、審判員としてのキャリアをスタートさせた。

 審判員としては2017年9月に副審でJ3デビューを果たすと、18年末に1級審判員に登録。翌19年11月にはJ3リーグで初めて主審として笛を吹いた。20年12月には自身も経験したJ2リーグの主審を担当。今季からJ1リーグの担当主審となり、これまでルヴァン杯2試合で笛を吹いていたが、この日が栄えあるJ1デビューとなった。

 Jリーグ経験者がJ1主審を担当するのは2006年に愛媛FCの選手としてJ2リーグ戦15試合に出場し、19年にJ1デビューを果たした大坪博和主審に続いて2例目。複数シーズンにわたってJリーグでの実績を残した選手としては初の偉業となる。

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