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プレミアリーグがロシアでの放送契約を停止…甚大な被害受けるウクライナへの寄付も併せて発表

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 プレミアリーグは、ロシアメディアとの契約を停止したことを発表した。

 2月24日から始まったロシア軍によるウクライナ侵攻。この軍事行為により、多くの市民が被害を受けており、ロシアへは多くの非難の声が上がっている。フットボール界では国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)が同国代表チームとクラブチームへ出場停止を科すなどロシア排除の動きが加速する。

 そして8日、リーグを挙げてロシア軍のウクライナ侵攻を非難するプレミアリーグは会議の中でロシアでの放映権を有する『Rambler Group』との合意を取り消す決定を下した。同メディアとの契約は今シーズン終了までとなっていたが、今回の会議で所属する20クラブが契約停止に合意した。

 また、甚大な被害を受けるウクライナへの寄付も同時に発表した同リーグは声明の中で「プレミアリーグと所属クラブは本日、ロシアの放送パートナーであるRambler(Okko Sport)との契約を即座に停止することで満場一致で合意した。また、ウクライナの人々を支援するために100万ポンドを寄付することでも合意した」と伝えた。

 さらに、イギリス『PAメディア』によると、イングランドサッカー協会(FA)もロシアメディアとの契約を停止した様子。これにより、ロシア国内ではプレミアリーグだけではなく、FAカップなども視聴できなくなる。

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