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監督が女性審判に頭突きで一発レッド…「彼女は嘘を言っている。女性なのを利用した」本人否定もクラブから解雇される

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写真はイメージ

 ブラジルで女性副審に頭突きをした監督がクラブから解雇された。ブラジル版『ESPN』など複数メディアが報じている。

 前代未聞の事件が発生したのは、10日に開催されたエスピリトサント州リーグ準々決勝第2戦のノバ・ベネーシア対デスポルチーバ・フェロビアリアだ。ハーフタイムにデスポルチーバ・フェロビアリアのラファエル・ソリアーノ監督が審判団に詰め寄って判定に異議を唱えると、主審からイエローカードを受けた。

 さらに興奮が収まらないソリアーノ監督は、なだめようとした女性のマルシエリー・ネット副審に対し、なんと頭突き。ネット副審は顔を押さえながら後ずさり、主審はソリアーノ監督にレッドカードを提示した。

 試合はノバ・ベネーシアが3-1で制し、2試合合計5-1でベスト4に進出。ソリアーノ監督はゲーム後のインタビューで「彼女は私が暴行を加えたと言っている。それは嘘だ。女性という状況を利用しようとしている」と否定したが、クラブの対応は早かった。

 11日に声明を出し、クラブとしてあらゆる種類の暴力も認めないことを改めて表明。その上でソリアーノ監督の解任を発表した。

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