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大津祐樹が2分間で大逆転2ゴール! 磐田が7試合ぶり白星で待望2勝目、名古屋はマテウス先制弾も4試合未勝利

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FW大津祐樹が2分間で2ゴール ※写真は過去のもの

[4.28 J1第10節 磐田2-1名古屋 ヤマハ]

 J1リーグは28日に第10節を行った。ジュビロ磐田名古屋グランパスの対戦は、磐田が2-1で勝利。FW大津祐樹が2分間で2ゴールを決め、7試合ぶり勝利となる今季ホーム初白星に導いた。

 唯一の木曜開催となった一戦。ともに勝ち切れない試合が多く、磐田は6試合未勝利、名古屋は3試合無得点で未勝利となっている。ともに3バックで守備を並べ、磐田は3-4-2-1、名古屋は3-1-4-2の布陣を敷いた。

 名古屋は前半4分、MFレオ・シルバがPA手前から右足シュートを放つも、初スタメンGKアレクセイ・コシェレフにセーブされる。一方、磐田は同9分、コシェレフのロングフィードをFW杉本健勇が頭で落とし、MF松本昌也がボールを収めて右足シュート。しかし、枠内をわずかに捉えきれず、ゴール左外に外れた。

 磐田は前半10分、MF遠藤保仁が右CKを蹴り上げ、DFリカルド・グラッサがヘディングシュート。ゴール左に決め切るが、MF大森晃太郎の位置がオフサイドの判定となり、ノーゴールとなった。

 徐々に試合を支配し始める名古屋が、前半43分に均衡を破る。DF中谷進之介の縦パスを受けたL・シルバがPA右にスルーパス。反応したMF森下龍矢が飛び出したGKコシェレフよりもいち早くボールを折り返す。待ち構えたFWマテウス・カストロが無人のゴールに流し込み、待望の先制ゴールを挙げた。得点後には選手たちでゆりかごパフォーマンス。第一子誕生の相馬に捧げた。

 磐田はハーフタイムにDF山本義道に代えてFWファビアン・ゴンザレスを投入。F・ゴンザレスと杉本の2トップとなり、3-1-4-2で遠藤がアンカーに入った。後半8分には決定機。遠藤が中盤からFKを飛ばすと、F・ゴンザレスがゴール前でヘディングシュート。しかし、GKランゲラックの好反応に阻まれた。

 磐田は後半26分、杉本に代えて大津、同32分には大森に代えてFWジャーメイン良を投入。名古屋も16分にMF阿部浩之からMF仙頭啓矢、33分にはL・シルバと柿谷を下げ、DF吉田豊とFW金崎夢生を入れ、攻勢を強めていく。

 すると後半39分、磐田が怒涛の攻撃。遠藤の左CKをニアサイドの大津が頭で流し込む。そして1-1で迎えた40分、PA手前でボールを収めた大津がワンフェイントから右足シュート。相手選手に当たりながら、ゴールに吸い込まれ、たった2分間で試合をひっくり返してみせた。

 試合はそのまま終了。途中出場・大津の2得点の大活躍で、磐田が2-1と逆転勝利。3月5日の第3節以来となる7試合ぶりの白星を手にした。

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