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浦和が待ちに待った10戦ぶり白星!! 前半だけで3ゴール大爆発、3か月越しのJ1通算450勝達成

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DFアレクサンダー・ショルツが先制ゴール

[6.18 J1第17節 浦和3-0名古屋 埼玉]

 J1リーグは18日、第17節を各地で行い、浦和レッズ名古屋グランパスを3-0で破った。3月19日の第5節磐田戦を最後にここまでクラブワーストタイの9戦勝ちなしが続いていたが、3か月ぶりに長いトンネルを脱出。なかなか届かなかったJ1通算450勝をようやく手にした。

 普段より長い国際Aマッチウィークが設けられていたため、約3週間ぶりとなったJ1リーグ戦。ホームの浦和は途中出場でのアピールを続けていたMF大久保智明が今季初先発を果たした。対する名古屋は前節の広島戦(●0-1)で負傷退場したGKランゲラックが欠場し、GK武田洋平が今季初先発。FW石田凌太郎も今季初スタメンとなった。

 試合の主導権を握ったのはホームの浦和。前半20分、大久保のミドルシュートがDF藤井陽也にヘディングでブロックされるも、直後の同21分に試合を動かした。MF岩尾憲の鋭い左CKがゴール前に送り込まれると、高いジャンプで合わせたのはDFアレクサンダー・ショルツ。うまくGKのいないコースに流し込み、今季3点目が価値ある先制点となった。

 さらに前半22分、浦和がまたしてもセットプレーから追加点を奪った。岩尾の左CKが今度はニアサイドに送り込まれると、DF明本考浩がヘディングでそらし、ファーに流れたボールにMF伊藤敦樹が反応。ワンタッチでゴールに押し込んだ。伊藤はこれが今季初ゴール。デザインされた攻撃を見事に仕上げた。

 この日の浦和はなおも止まらない。前半36分、左サイドの崩しからMF関根貴大が前を向くと、伊藤とのワンツーでペナルティエリア左を打開。最後は落ち着いて武田の脇を抜くシュートを流し込んだ。関根もこれが今季初ゴール。16試合目でようやく歓喜の時を迎えた。

 後半はややテンポを落とした浦和だったが、安定した試合運びで主導権をキープ。FWマテウス・カストロを中心としたカウンター攻撃の芽を摘み、名古屋に攻撃の糸口をつくらせない。そのまま決定機をつくらせず、試合は3-0でタイムアップ。浦和は9試合にわたって届かなかったJ1通算450勝目をようやく掴んだ。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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