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千葉、週明けにもグルノーブルFW伊藤へ正式オファー

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 ジェフユナイテッド千葉が、フランスリーグ・グルノーブルに所属するFW伊藤翔(20)獲得に乗り出すことが明らかになった。日刊スポーツによると、週明けの19日にもグルノーブルへ正式オファーを出す模様。1年間の期限付き移籍後、完全移籍での獲得を目指すという。

 183cmの長身と50m走6秒1の快足、そして得点力の高さから“和製アンリ”の異名を持つ伊藤は、年代別の日本代表などで活躍してきたが、07年に加入したグルノーブルでは出場機会に恵まれず、今季も公式戦出場ゼロ。渡仏前より10kg増量したフィジカル面、そして個人戦術の向上についてもクラブから評価をされているが、出番を勝ち取るまでには至っていない。
 だが伊藤は昨年末に一時帰国した際、近い関係者に「試合には出てないけど、ヨーロッパ、アフリカの選手と練習して、当たり負けしない体をつくった。今ならJで勝負できる」と明言した模様。そして、J移籍の希望を口にしているという。

 同紙によると、他にも名古屋、浦和、柏など複数チームが興味を示しているが、現段階では中京大中京高校(愛知)時代に伊藤を指導した経歴のある澤入重雄ヘッドコーチ(45)のいる千葉入りが最有力となっているようだ。中京大中京高3年時に浦和、名古屋などが争奪戦を繰り広げた逸材は、果たしてJ入りを選択するのか、注目が集まる。

(文 吉田太郎)

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