beacon

山形が古橋弾で神戸を抜く

このエントリーをはてなブックマークに追加
[10.17 J1第29節 山形1-0神戸 NDスタ]
 モンテディオ山形が貴重な勝ち点3をつかんだ。前半40分、FW古橋達弥が先制ゴール。これを守り神戸を下した。
 J1残留争いを繰り広げるライバル同士の対戦。試合前まで、山形は勝ち点31の15位、神戸は同34の13位だった。勝ち点差は3ながら、得失点差が同じだったため、勝ったほうが上の順位にいくという構図だった。
 ホームの山形は、いつもどおり堅守速攻を狙い、これがはまった。前半40分、左サイドからMF宮沢克行がクロスを上げ、FW古橋が頭でゴールネットを揺らした。この1点を守り、2試合ぶりの勝ち点3を奪った。
 試合後のインタビューで小林監督は「絆のリボン(サポーター・選手・クラブが心を一つにし、残留に向けて頑張ろうという思いから配布されたブルーリボン)でつながっていたので、きょうはしっかりやってくれました。落ち着いて立ち上がりを入ってくれた。後半も良く守ってくれた」とリボンの巻かれた腕を突き上げた。
 古橋は「宮沢キャプテンからいいボールがきたので、決めるだけでした。きのう(頭を)刈ってきました。勝てば神戸の上にいけるので、強い気持ちで全員が戦いました」と笑顔を見せた。
 対する神戸は、三浦新監督就任後、まずまずの成績をおさめていたが、最近5試合を2分け3敗と5戦連続で勝ち点3を逃した。
(文 近藤安弘)

TOP