beacon

[天皇杯]鹿島vs福岡 試合後の選手コメント

このエントリーをはてなブックマークに追加
[10.31 天皇杯3回戦 鹿島3-0福岡 カシマ]

 第89回天皇杯全日本サッカー選手権は31日、各地で3回戦が行われ、茨城県立カシマサッカースタジアムではJ1鹿島アントラーズとJ2アビスパ福岡が対戦。鹿島が前半22分に興梠慎三が公式戦2試合連続ゴールを決めるなどして3-0で勝利した。

以下は試合後のコメント

<鹿島>
●FW興梠慎三
―早い時間に先制点が取れた。
「僕は合わせるだけだったけど、JFLなどが相手の時は1人1人が気持ちを出さないと難しい。そういう意味では1点取れたのはうれしい。久々のフル出場だったので、疲れました」
―福岡戦の意味は?
「Jにつながる試合をしたかった。1戦1戦、全力を出し切って、(天皇杯とJの)2つのタイトルを取りたい」

●MF小笠原満男
「(後半に)もう1点取りたいという意識はあった。途中交代? 最後までやりたかったですね。福岡戦の意味? 大会が違うとかは関係ない。全部勝つつもりでやっています。目の前にある1試合を勝って行くだけ。(カテゴリーが)上とか下とかは関係ない。やることをやるだけです」

●MF中田浩二
「1点入るまでは難しい試合だった。慎三が早い時間に取ってくれてよかった。後半は緩んだ? 点差もあったしね。。。ちょっと余裕も出てきて、ボールを回し過ぎたりしていた。イージーミスも多かった。修正しなくてはいけないけど、全体的には良かった。前の千葉も含めて、ある程度、内容よくできた。リーグにつながると思う。連動性とか、選手同士の距離もつかめてきた。残りの(リーグ戦)4試合につながっていくと思う」

●DF内田篤人
「中田のボランチ? さすが30歳。ボールを引き出せるし、もてる。ゲームをうまくもっていってくれる」
―試合結果について。
「勝てたことが大切。0で抑えられたことは、DFとしては良かった。次につながる」

<福岡>
●FW黒部光昭
「J1のチームと戦うチャンスはなかなかないので、どういう戦いができるか、楽しみだった。コンディションもよかったし、動けていたけど、前半で代えられたのは不満が残ります。悔しいです」
―J1昇格の肥やしになる?
「課題が山積みですね。点の取られ方が悪い。前の選手も含めて、どう守るのかとか、しっかりとやらないといけない。選手がそれぞれ感じて、成長していかないといけない。今季のリーグ戦は消化試合のようになってしまったが、しっかりと戦わないといけない。来季につなげないといけない」

●MF田中佑昌
「鹿島は攻守の切り替え、特に守備からの攻撃に迫力があった。そういう切り替えは、チームの戦術というより個人のこと。自分もボールを奪ったら、前へ行くという意識でやっていきたい」

篠田善之監督
「もう少し食らいついていきたかった。前半の失点が響いた。一瞬のスキを逃さない、質の高いところを見習わないといけない。もっとボールを動かすようパワーをもってやりたかったが、残念な結果になった」

▼関連リンク
第89回天皇杯特設ページ
(取材・文 近藤安弘)

TOP