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千葉vs岐阜 試合後の選手コメント

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[4.25 J2第8節 千葉2-0岐阜 フクアリ]

 J2第8節は25日、各地で7試合を行い、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉FC岐阜が対戦。千葉は前半21分、FWアレックスのゴールで先制すると、後半4分にFWネットが弾丸FKで追加点を決め、2-0で快勝した。昨年の天皇杯4回戦で敗れた相手にリベンジを果たすとともに、ホーム4連勝で2位に再浮上した。
以下、試合後の選手コメント

<千葉>
●MF工藤浩平
―去年の天皇杯のリベンジを果たしたが?
「監督も“きっちり借りは返さないといけない”と話していたし、僕らだけでなく、サポーターさんにも悔しい思いをさせていた。しっかりホームで勝てて、借りを返せてよかった。チームとしていい競争ができているし、2点取ったけど、3点、4点と取れるようにしたい」
―アンカーの選手が中後に代わったが?
「(山口)慶くんとは違ういいところがある。ビルドアップして、こっちがいいところに入れば、パスも出てくる。プレースキックも蹴れるし。自分では“まだまだ”と言っていたけど、練習でもっとよくしていければいいし、だれが出てもいいようにしていきたい」
―ホームでは4連勝だが?
「いい雰囲気でできるし、芝に水をまいてくれたりしてボールも走るし、つながりやすい。でも、アウェーで勝てていないところが自分たちの力のなさだと思っている。アウェーでも自分たちのサッカーができないといけない」

●MF中後雅喜
「シーズン始めから点を取れるときは3点、4点取りに行こうと話しているし、もっと取れればよかった」
―今季初出場初先発だったが?
「ボチボチ。まだまだ。評価するのは周りだし、自分はできることをやるだけ」
―期するものもあった?
「そういうのは持たないといけない。でも持ち過ぎてもよくない」
―山口との争いだが?
「(山口)慶とはポジションは一緒だけど、タイプは真逆。慶のいいところも見ているし、学ぶところもあるけど、自分の持ち味は攻撃的なところ。ボランチを経由していい攻撃につなげるとか、セットプレー、ミドルシュートでアピールできればと思っていた」

●FWアレックス
―ゴールは倉田からのアシストだったが?
「(倉田)秋がボールに触ると、みんなが期待するし、あのパスも期待しているところに来た」
―もう1、2点取るチャンスもあったが?
「3点入れてもおかしくなかったと思う。でも入らない日は入らない。次のゲームにしましょう(笑)」

<岐阜>
●FW嶋田正吾
「積極的にシュートを打っていこうと話していたけど、崩すことができずに、シュートもミドルレンジになって、相手のDFを脅かすことができなかった。そこは課題だと思う。奪ったあとにどうしてもミスが出て。そこを逃さないのがジェフ。実力の差があったというのが、ピッチに立っていて感じたところ。千葉は個人個人のイージーミスが少ないし、マイボールで落ち着かせるところで個々のスキルが違う。いいときは自分たちが前から守備ができるけど、今日は後手後手になった。もう少し取りどころを決めて、前から守備をしないと厳しい。うまい相手には簡単にはできないけど…」

●MF永芳卓磨
「せっかくいい入りができたのに、ミスから失点してしまって、そこから流れが向こうにいった。全体的には切り替えも早くできていたけど、今までは中盤で余裕があったのが強い相手だと判断の差がある。そこをもっと早くしないといけない」
―去年は天皇杯で勝った相手だったが?
「去年対戦したときは、個々はうまいなと思ったけど、チームとしてはそれほどでもなかった。今はチームも連動していて、ひとりひとりの運動量が多い。技術があって、運動量もあると、怖い。そこは全然違ったと思う」

●DF吉本一謙
「失点するまでは今年の中でも一番いいゲームだったと思うし、前半は失点ゼロで終わりたかった。ただ、先週と違っていいサッカーはできていたし、点も取れるかなと思ったけど、千葉の方がうまかった。個の力の差はあるけど、そこはグループで埋められると思っているし、先週はふがいない試合だったけど、みんな意識して修正できた。次につながる負けだと思う」
―去年の天皇杯では決勝点も決めていたが?
「こっちも監督も替わって、やり方も変わって、去年のことはあまり意識しないでやった。新しいチーム同士の対戦と思っていた。結果は残念」

(取材・文 西山紘平)

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