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山形が秋葉の決勝ヘッドで初勝利。下村&増田も奮闘

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[5.22 ナビスコ杯GL第3節 山形1-0神戸 NDスタ]

 モンテディオ山形ヴィッセル神戸を下して初勝利を挙げた。新布陣を試した中で公式戦3試合ぶり勝利&完封と、チームの浮上に大きな一勝になった。

 この日はMF下村東美とMF増田誓志の新加入組を先発させ、下村をアンカーに据えた4-5-1システムを採用した。不慣れな戦術だったが、GK植草裕樹も含め、久々に先発の機会を得た選手たちが奮闘した。

 後半26分、CKからMF秋葉勝がヘディングで決勝点を決めたが、そこにつながったのは、FW田代有三の落しを増田が受けて宮沢克行にラストパス。宮沢のシュートをGKがCKに弾き出したもの。他の選手の奮闘ももちろんあるが、増田の攻撃的センスが生きた。

 守備面も下村が体を張って守備をし、無失点に貢献。山形によると小林伸二監督は「今日システムを変えたので、その分どういうふうになるのかなとちょっと不安だったんですけど、まず前半0で終わったこと、先取点が取れたということ、あとはちょっと2、3回うちのスライドが遅くてゴール前でピンチになりましたけど、ああいうところが入るか入らないかで、うちはそういうところに救われたのかなと思います」と振り返っていた。

(文 近藤安弘)

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