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巻が移籍会見、「ジェフはマンUやバルサと同じ価値がある。戻ってこられるように頑張りたい」

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 ロシアプレミアリーグ・アムカルへの移籍が決まったジェフユナイテッド千葉の元日本代表FW巻誠一郎が27日、千葉市内で移籍会見を開き、意気込みなどを語った。

 自身初の海外移籍となるが、報道各紙のweb版によると、巻は「結果が形として見えないといけない。ゴールを取り続けることが重要」とFWとしてゴール奪取にこだわる姿勢を明かした。

 駒大を卒業後、千葉一筋で、2度のナビスコ杯制覇、2006年のドイツW杯出場など、一時代を築いた巻。しかし、今季は決定力不足を露呈したほか、若手へ切り替えている方針もあり、出番が激減した。半ば戦力外に近い形となり、移籍を決断した。それだけに会見では、涙を浮かべながら千葉への愛着を口にした。

 「笑われるかもしれないが、このクラブは僕にとってマンチェスター・ユナイテッドやバルセロナと同じ価値がある。また戻ってこられるように頑張りたい」と“千葉愛”を強調した。巻は31日の大分戦で移籍挨拶を行い、8月1日にロシアへ旅立つ。欧州の地でも巻の持ち味である、あきらめない気持ち、闘争心、献身的プレーを発揮し、千葉サポーターに日本に、明るい話題を届けるつもりだ。

(文 近藤安弘)

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