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A・マドリーがインテル破ってUEFAスーパー杯制覇

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 27日、昨季欧州CL王者インテル(イタリア)対EL王者A・マドリー(スペイン)により、UEFAスーパーカップの一戦がモナコで行われた。試合はA・マドリーが2-0で勝利し、タイトルを獲得した。

 インテルはUEFA年間最優秀クラブ選手賞を受賞したFWディエゴ・ミリートを頂点にした4-3-2-1で、2の位置にはサミュエル・エトーとウェズレイ・スナイデルが入った。対するA・マドリーはおなじみ、2010年W杯MVPのディエゴ・フォルランセルヒオ・アグエロの2トップ、右にホセ・アントニオ・レジェス、左にシモンを置いた4-4-2で臨んだ。

 前半は互いにチャンスの少ない展開となった。それでもインテルはワルテル・サムエルのヘディングシュートやエトーのシュートでゴールを狙うが、枠を捉えることはできない。A・マドリーはレジェス、シモンの展開からアグエロが2度の決定機を迎えるが、どちらもネットを揺らすには至らない。
 そして後半18分、みごとなコントロールシュートでレジェスが先制点を決めると、同38分にはシモンからの折り返しをアグエロが決めて2-0。試合はこのまま終わり、A・マドリーが勝利。インテルは試合終盤にPKを獲得したが、ミリートのキックは若きスペイン人守護神GKダビド・デ・ヘアの好セーブに合い、ゴールを奪うことはできなかった。

 昨季リバプール(イングランド)を率い、EL準決勝でA・マドリーに敗れたラファエル・ベニテス監督が今度は欧州王者インテルを率いての対戦となったが、再びキケ・サンチェス・フローレス監督率いるA・マドリーの前に屈した。

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