beacon

大宮・藤本の警告は「人違い」により、金久保に付け替え

このエントリーをはてなブックマークに追加
 Jリーグは28日、規律委員会を開き、24日のJ1第27節の大宮アルディージャ対川崎Fの試合で、大宮のMF藤本主税に対する警告は藤本の警告累積に算入せず、本来の警告対象選手だったMF金久保順に警告を付け替え、金久保の警告累積に算入することを発表した。
 
 理由は日本サッカー協会審判委員会を通じて、警告処分の対象となる選手が「人違い」であることが確認されたため。ただし、サッカー競技規則第5条、主審の決定「プレーに関する事実についての主審の決定は最終である」により、公式記録は変更されない。

 後半ロスタイム、FWラファエルが微妙な判定でファウルを取られると、大宮のベンチ前からペットボトルが投げ込まれた。この状況を見ていた第4の審判員が岡田正義主審に藤本がペットボトルを投げたことを伝え、岡田主審は藤本に警告を提示したが、実際にペットボトルを投げたのは金久保だったことが審判委員会で確認され、警告の付け替えとなった。

(文 片岡涼)

TOP