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大竹の2発でF東京が千葉に快勝、17歳幸野もプロデビュー

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[11.17 天皇杯4回戦 F東京2-0千葉 味スタ]

 天皇杯4回戦が17日、各地で行われ、味の素スタジアムではJ1で15位のFC東京とJ2で4位のジェフユナイテッド千葉が対戦。F東京はMF大竹洋平が後半6分、15分と連続ゴールを奪い、2-0で快勝し、12月25日の準々決勝進出を決めた。

 互いにリーグ戦で熾烈な残留争い、昇格争いを繰り広げている両チームはメンバーを大幅に変更。F東京は14日の横浜FM戦(2-1)からGK権田修一、DF椋原健太、DF徳永悠平を除く先発8人を入れ替え、8月に大分から期限付きで加入したFW前田俊介が公式戦初先発を飾った。
 千葉も14日の東京V戦(2-1)からDF青木良太、MF山口慶を除く先発9人を変更。DF池田昇平が今季公式戦初先発となった。
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 普段とは異なるメンバー構成となった両チームは互いになかなか攻撃の形をつくれず、こう着した展開が続いた。その中でもボールのおさまりどころがない千葉に対し、F東京は右MFの大竹洋平、右SBの椋原が起点となって右サイドから攻撃を組み立て、チャンスをうかがう。

 前半10分には高い位置でボールをカットした椋原が前田とのワンツーでゴール前に進入。自ら右足で狙ったが、シュートはゴール左へ。同20分には前田がPA外から左足でミドルシュートを放つもGKの正面だった。

 試合を優勢に運ぶのはF東京だったが、最後のところで攻め手を欠き、決定機をつくるまでには至らない。一方の千葉はゴール前に攻め込む場面もわずかで、ロスタイムのFWネットのミドルシュートもGKにキャッチされ、前半は0-0で折り返した。

 試合は後半立ち上がりに動く。後半6分、F東京は青木良のクリアミスを拾ったMFソ・ヨンドクが左サイドからゴール前にクロスを送ると、MF大竹洋平が滑り込みながら押し込み、先制点を奪った。

 リードを許した千葉は直後の後半9分、MF倉田秋に代えてMF米倉恒貴を投入。同13分にはMF太田圭輔の右CKに米倉がヘディングで合わせる場面をつくったが、シュートはゴール左にそれる。

 すると後半15分、またしても青木良の中途半端なクリアからソ・ヨンドクにボールを渡し、ピンチを招くと、最後はPA内左サイドに走り込んだMF田邉草民のマイナスに折り返しに大竹が合わせ、F東京が2-0と突き放した。

 千葉は後半16分、FW深井正樹に代えてFW金沢亮、同26分にはネットに代えてMF村井慎二をピッチに送り込み、3枚の交代枠を使い切る。一方のF東京は同26分、ソ・ヨンドクに代えてMFリカルジーニョを投入し、最初の交代カードを切った。

 なんとか反撃したい千葉は後半27分、青木良の右クロスに米倉が右足ボレーで合わせるも枠を捉え切れない。攻撃に連動性がなく、得点の可能性を感じさせない時間が続いた。

 逆にF東京は後半28分、リカルジーニョのマイナスの折り返しから前田が右足ミドル。惜しくもGKの好セーブに阻まれたが、2点のリードを守りながら追加点のチャンスもつくっていった。

 後半34分には徳永に代えてDF今野泰幸を投入し、試合を締めにかかるF東京。同38分、椋原の右クロスにフリーの大竹が合わせる決定機はヘディングシュートをゴール右に外してしまい、ハットトリック達成とはならなかったが、同43分には田邉に代えてプロデビューとなる17歳のMF幸野志有人を投入するなど、そのまま2-0で危なげなく逃げ切り、8強入りを果たした。

(取材・文 西山紘平)

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