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千葉が江尻監督の今季限りでの退任を発表

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 ジェフユナイテッド千葉は19日、江尻篤彦監督が契約満了に伴い、今季限りで退任することになったと発表した。

 江尻監督は00年から04年まで市原(現千葉)でコーチを務めると、その後は新潟コーチ、北京五輪代表コーチをへて、09年に千葉のコーチに復帰。同年7月、成績不振により解任されたアレックス・ミラー前監督のあとを継ぎ、監督に昇格したが、1勝5分9敗と立て直せず、クラブ史上初のJ2降格が決まった。

 1年でのJ1復帰が至上命題だった今季は34節終了時点で16勝6分10敗。残り4試合で昇格圏の3位福岡と勝ち点5差の4位と苦戦を強いられていた。

 江尻監督はクラブを通じて「J2リーグ戦を戦っていく中で、思うようなかたちで昇格を決められなかったことは私の不徳の致すところであると感じています。また、サポーターやホームタウン、スポンサーの皆さんなど支えてくださるすべての方々には、期待にこたえることができず申し訳ありません」とコメント。「しかしながら、昇格をかけた戦いは終わっていません。この現状をしっかりと受け止め、あと4試合、諦めず、しっかりと戦っていきたいと思います」と、残り4試合での逆転昇格を置き土産にする決意を示している。

[写真]青木孝太に指示を出す江尻篤彦監督(右)

(文 西山紘平)

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