beacon

カズがJ最年長ゴール記録更新!!

このエントリーをはてなブックマークに追加
[12.4 J2第38節 大分 2-2 横浜FC 大銀ド]

 横浜FCのカズこと元日本代表FW三浦知良が4日、自身の持つJリーグ最年長得点記録を43歳9ヵ月8日に更新するゴールを決めた。

 大分市の大分銀行ドームで行われた大分トリニータ戦。昨年7月19日の岐阜戦以来、約1年5ヵ月ぶりに先発出場を果たしたカズは前半、FW西田剛のクロスからヘディングシュートを放ったほか、右足ミドルでゴールを狙うなどシーズン最終戦で気合十分のプレーを見せる。
 すると0-1の後半5分だ。MF高地系治からくさびのパスを受けると、トラップでDFのマークを外して豪快な右足シュート。これがゴール左隅へと突き刺さる同点ゴールとなった。

 “KING”のゴールで勢いづいたチームは11分にもPAで相手ボールをインターセプトした高地のゴールで勝ち越す。この後、大分の反撃を封じていた横浜FCだったが、勝利目前の後半44分にアジア競技大会優勝メンバーである大分MF東慶悟に右足で同点ゴールを叩き込まれて勝利を手にすることはできなかった。悔やまれるドロー。それでも、横浜FCで5シーズン目となる2010年を10試合3得点で終えたカズは試合後、九州まで駆けつけたサポーターに毅然とした態度で感謝し、岸野靖之監督と1年間の戦いを讃えあっていた。

(文 吉田太郎)

TOP